進学先が大阪の関係で、四国内で撮影する機会が減ることを勘案し、今のうちに撮っておこうと言うことで、未だかつて香川県で撮影したことがないことを思い出し、香川県内で撮影することにしました。
特急宇和海2号[1052D]松山行 八幡浜 06:09発 → 松山 06:58着 |
特急しおかぜ8号[8M]岡山行 松山 07:19発 → 宇多津 09:23着 |
8000系L1編成(トップナンバー)
一人掛け席グリーン
お次も四国内旅行定番のしおかぜ8号。今回の旅は、正月の帰省ラッシュではないので、勿論いしづちも連結されています。冬休み明けの3連休の所為か、松山発車時点では自分を含めグリーンの乗客は2人。
松山を発車すると、瀬戸内海を望みながら高輪半島を北上し、光洋台で内陸に入ると伊予北条に停車。高輪半島を北上し、伊予亀岡辺りまではオーシャンビューが広がります。高架を上がると今治に停車し、その後は壬生川・伊予西条・新居浜に停車。今治〜新居浜間は、隙あらば営業最高速度の130km/hまで出します。伊予寒川から燧灘が現れ、製紙工場の煙突が見え始めると、伊予三島・川之江に停車。川之江を出ると箕浦までは瀬戸内海が一望でき、観音寺へ停車。観音寺から詫間まで130km/h(一部120km/h)を維持し、詫間に到着(この列車は高瀬には停車しません)。予讃線では最も海近付く(はずの)詫間〜海岸寺を過ぎると、多度津に到着。多度津の留置線では、引退したキハ58・65形が鎮座していました。
その後は複線になり、丸亀に停車し、同駅を発車して数分で宇多津に到着。しおかぜ・いしづちの切り離し作業があるので、その間に8号車から1号車へ。
しおかぜのグリーン乗車率は、ドル箱の今治あたりから増え始め、最終的に普通指定・グリーン車は7割近くの席が埋まるほど。自由席は、多度津発車時点でほぼ満席の盛況ぶり。繁忙期は当に過ぎているのに、さすがは四国の看板特急です。
特急いしづち8号[1008M]高松行 宇多津 09:26発 → 高松 09:45着 |
8000系3連(利用しませんが喫煙コーナー有)
適当に選んでもらった席
ここからは高松行のいしづちへ移動。3号車のデッキは喫煙ルームは併設されているため、かなりヤニ臭いです。そのまま車内を通って指定席のある1号車へ向かったのですが、指定席の乗車率は3〜4割程度。多度津以降乗車する乗客のほとんどは、大体自由席を利用するので、指定席はこのような感じになります。
多客期である年末年始のキハ185系代走いしづちと走行性能を比べてみると、一目瞭然です。加速性能が全然違います。まぁ、キハ181より若干加速が速くなったくらいの気動車と民営化の6年後に登場した電車とではワケが違いますから。
坂出に停車した後は、十数分で高松に到着します。
高松到着後は、とある撮影地へ向かうために普通列車で乗車します。乗車予定の列車の横には特急うずしお5号が発車を待っていました。いしづちからの乗り換え時間は3分ほどしかないため、徳島へ向かう方は速足で乗り込んでいました。うずしお5号は、一日2往復運転されるキハ185系仕様のうずしおの一つで、土日休日及び多客期は、ゆうゆうアンパンマンカーを連結しています。グリーン格下げの指定席なのでお得です。
次に乗車する列車は隣に停車中。
普通[1247M]琴平行 高松 09:53発 →香西 09:57着 |
お次は121系普通。加速する際のインバーター音が他の列車より五月蝿い上に、重い加速に頻繁に揺れる車内。おかげで、四国の鉄道ファンからは疎遠されがちな列車です。といっても、多度津〜高松間の普通列車は高確率で121系なので、113系や6000系・7000系が来たらラッキーです。
高松を発車すると、重い足取りで高松運転所横の築堤を上り、香西に到着。もしかすると松山以南の気動車より横揺れが激しいかもしれません。
香西に到着すると、持参した折り畳み自転車で移動することに。ですが、500mほど走ったところでパンク・・・。6インチなので軽量なのですが、それでも自転車を持って歩くのはきついです。予定より遅れて某撮影地に到着。(面倒なので列車番号は割愛)
まずは高松側から8000系いしづち
121系琴平行
6000系高松行。こっちの宇和島側はかなりメジャーな撮影地です。
223系5000番台P1編成「快速マリンライナー」。白幕は初めて見ました。
6000系観音寺行「快速サンポート」。 快速とは名ばかりで、坂出からは各駅停車です。
121系高松行
P3編成「快速マリンライナー」。今日一番の出来です。
5000系M3編成「快速マリンライナー」
2000系特急いしづち11号松山行。松山までは「しおかぜ9号」と連結、松山からは「しおかぜ22号」にくっ付いて折り返します。
121系坂出行。短編成の割には良い出来です。
1日2往復と貴重な岡山発、N2000系特急うずしお9号。
最後にM5編成「快速マリンライナー」。分かりにくいですが、結構吹雪いています。
撮影が終了し軽い吹雪を受けならがら、折り畳み自転車を持って駅へ戻りました。 普通[146M]高松行 香西 12:46発 → 高松 12:50着
121系2両(画像なし)。
再び121系。特に特記事項はなし。
高松駅に着くと、駅内にあるうどん屋(めりけんや)で昼食をとり、キヨスクで土産物を物色して、しばし高松駅構内で撮影。
6000系琴平行(6002)
1500形三本松行(1509)
113系更新車「快速サンポート」(113-2)
適当に撮影をすませ、乗り込みます。 特急いしづち19号[1019M]松山行 高松 14:49発 → 宇多津 15:07着
昨日と同じ8000系いしづち。とはいえ、まだ日が昇っているので車窓はハッキリしています。
高松運転所の留置線には、松山運転所で活躍していた「キハ65-69+キハ58-203+キハ58-216」が留置されていました。行先表示は「高松」。
と言う訳で、今日も宇多津で乗り換えます。 特急しおかぜ15号[15M]松山行 宇多津 15:10発 → 松山 17:23着 特急宇和海17号[1067D]宇和島行 松山 17:32発 → 八幡浜 18:19着
8000系5両+3両(L3編成)
グリーン車に乗り換え、再び松山を目指します。松山までは2時間近くあるのですが、そのうちの川之江〜壬生川間は爆睡してました。8000系は2000系よりも静か過ぎるので、つい意識が朦朧としてしまいます。
結局、記憶が鮮明でないうちに松山に到着。予想以上に疲れてしまい、うとうとしていた時間が多々ありました。
2000系アンパンマン4両
一人掛け席。
宇和海のグリーンに乗車。伊予市〜内子間の速さを体感したいので、あえてC席を選びました。17号は、他の下り宇和海と比べて、妙な減速が少ないので、スピード全盛期の頃の宇和海に一番近い走りっぷりを見せてくれます。
ところが松山を発車し、伊予鉄道をオーバークロスして築堤を降りたところの直線区間で、バカな同業者が線路に侵入して、列車の正面に立って撮影を行っていたため、急ブレーキを掛けるというハプニングが…。警笛を鳴ら続けても一行に退く気配がなく、あと数百m
と言うところでようやく線路から退却していきました。この行為は常識以前の問題で犯罪です。もし事故を起こしてダイヤの乱れが生じれば、遅れた列車分の損害賠償や罰金を支払わなければならなくなります。この事を踏まえて不法行為を犯しているという自覚とそのことに対する責任を持ち、鉄道会社及び乗客の迷惑にならないような行動をとってほしいものです。
↑のような事件が起きたので、伊予市に若干遅れて停車したのですが、向井原以降で遅れた分を取り返し、内子に到着する頃にはダイヤは回復していました。そのまま八幡浜で下車し帰宅。
最終日の明日は、「宇和海→しおかぜ→宇和海→しおかぜ」と、純然たる乗り鉄で幕を閉じようと思います。