09年1月 バースデイきっぷ 毎年恒例四国周遊の旅1日目



3日目は、1日中予讃線特急を満喫しようと思います

特急宇和海2号[1052D]松山行 八幡浜 06:09発 → 松山 06:58着


 
TSEがブレた…。前もこんな感じでブレたような?

 


最終日最初の列車も、やはり宇和海2号。成人の日であるのですが、自由席の乗車率は4割程度。乗客の数は疎らですが、早朝の特急にしてはまずまずの人数だと思います。2号は、伊予大洲・内子で乗客(主に通勤通学客)が増えます。今日の検札は大洲発車後と普段より早めに行われていました。いつも通り、北伊予で1号を待ち、その後松山へ到着。1番線に向かいます。


特急しおかぜ8号[8M]岡山行 松山行 07:19発 → 児島 09:37着


 
しおかぜ(5両)+いしづち(3両)の併結

 
かぶりつき席 

最終日もかぶりつき席。かぶりつき席だと、その路線の線形や沿線風景が通常の席よりもはっきり分かります。ここからは、かぶりつき席からの沿線風景を貼ります。(文章書くのが面倒なので

 
伊予西条前の加茂川橋梁

 
高瀬(だったっけ?)で茶釜を待たせます。実は茶釜はコレが初見だったりします。

 
多度津で3M+1007Mと離合

その後、瀬戸大橋を渡って児島へ到着。反対側のホームへ移動し、次の列車を待ちます。待ち時間は清掃員のおばさんに話しかけられたので雑談していました。この寒い中、ご苦労様です。

特急しおかぜ5号[5M]松山行 児島 09:48発 → 松山 12:11着


 
宇多津から5M+1009M(宇多津で撮影。まさか、此処であのようなハプニングが起こるとは…。)

 
グリーン車(海側)

再び「しおかぜ」松山に戻ります。瀬戸大橋を再度渡って宇多津へ到着。連結作業で一時宇多津構内前で停車し
、25km/hで進入。「いしづち」の前で一旦停止し、5km/hほど加速して連結。

連結してから乗客の乗降が始まるので、列車を撮ってないことを思い出して一旦下車し撮影。撮影が終わって車内に戻ると・・・、「連結作業に失敗したので、もう一度連結作業を行います。」との車内放送が。

そんなこともあるのか〜と思いつつ、一旦バックし、再び連結。

 

 

「連結に失敗しましたので、再び連結作業に入ります。」

 

「・・・?」。再びバック。

 

「連結に失敗しましたので、再度連結作業を行います。お急ぎのところ申し訳ありませんが…(以下省略)」

 

「???」

 

「連結に失敗しましたので、再度連結作業を行います。お客様にはご迷惑をおかけしますが、ご了承(以下省略)」

 

「いつまでやるんじゃ〜(叫」

これはネタではありません。ノンフィクションです。二度あることは三度あると言いますが、1列車で4度も併結作業を行うとは思ってもいませんでした。

4度目にやっと成功し、1分ほど停車した後に発車。このようなハプニングが起きたにもかかわらず、遅れ時間は3分ほど。

 
多度津発車後に、高知運転所から回送された「キハ58・28」。28側は昨日まで「甲浦」幕だったのですが、今日は、なぜか「三本松」幕に回されていました。58側は「後免」幕のままでした。


石鎚山はまだ雪が積もっています。

その後、石鎚山と伊予亀岡で対向列車退避のため運転停車。「遅れているのに大丈夫か?」と思ったのに、1分ダイヤを回復して松山に到着。駅構内のうどん屋「かけはし」でシンプルに「かけうどん中盛(1.5玉)」を購入。このうどん屋は、容器代30円を支払えば、列車内に持ち込むことが出来ます。が、持ち込みの場合は、大盛(2玉)は注文できません

駅弁ならぬ「駅うどん」。と無理矢理言葉を作ってみたのですが、いかがでしょうか(苦笑 。
 

特急宇和海9号[1059D]宇和島行 松山 12:24発 → 宇和島 13:40着


 
またもや2000系TSE

 
かぶりつき席。モノクラスですがグリーン車と同じ非貫通型なので、グリーン車並みの前面展望が味わえます。

発車と同時にうどんのラップを取り、うどんを食します。変わり行く景色を見ながら食べるうどんは、また格別な味がします。


 
四国内では最長の「犬寄トンネル(6,012m)

 
 

内子で1064Dと交換。内子はY字分岐ですが、高速ポイントなので70km/hで通過できます。ただ、内子駅を通過する列車は、現在設定されていません。

 
アンパンマン編成の22Dを伊予石城で待たせて通過。


その後、法華津峠と知永峠を上り下りして宇和島に到着。次の16号への清掃作業のため一旦下車します。隣には松山行(長浜経由)のキハ54が停車中。

特急宇和海16号[1066D]松山行 宇和島 13:55発 → 徳島 15:17



 
先程の折り返し

 
2往復目の宇和海。宇和島を発車すると、知永峠を下って吉田町を過ぎると、いよいよ33‰に入ります。ところが、普段は80km/hと余裕を残して上るのですが、今日は何故か法華津トンネルに入るまで空転し続けていました。ノッチを上げると数秒で空転するので、小刻みでしか加速出来ず、結局60km/hで上っていました。

内子以降の新線も何度か空転していたので、満足な速度が出せずにいました。整備不良でしょうか? 

特急しおかぜ24号[24M]岡山行 松山 15:27発 → 児島 17:45着


 
先頭は8000系L1編成(試作車)。これまで縁のない編成だったのですが。

 

海側を望みます。

8000系試作車で再び本州入りを目指します。試作車と量産車の見分け方の一例として、試作車の電光案内板は、現在時刻の隣に非常用
ボタン(SOSボタン)が付いています。量産車は、それぞれ独立して設置されているので、電光案内板を見れは一目で分かります(他にもありますが、一番目に付く箇所なので)。最近の特急列車は、始発駅の車内放送で「非常事態が起きましたら、車内にございますSOSボタンをご使用ください。」との放送が入るようになりました。

 
伊予寒川を過ぎると、夕雲が目立ってきました。

 
観音寺を過ぎると更に深まりました。

 
海の上を走る瀬戸大橋から望む夕日は幻想的です。



 
児島で下車。帰りの特急まで11分ほどしか時間がないので、急いでKIOSKで軽い夕食を購入し、戻ります。

当たり前のことなのに、本州で「宇和島」「八幡浜」の文字が出るなんて光栄です(?)。

特急しおかぜ21号[21D]宇和島行 児島 17:54発 → 八幡浜 21:30着


 

2000系アンパンマン列車(バイキンマン仕様)5両編成。



宇多津から松山までは、いしづちと併結。(松山駅にて撮影)

 
最後までかぶりつきで貫きます。

2往復目の復路は、直通しおかぜで一気に南下します。遅い時間帯なのでガラガラかと思っていたのですが、グリーン車は、席が埋まっていました。

この2000系しおかぜは、対向列車通過の運転停車の際に、電光案内板で「この駅では扉は開きません。ご注意ください。」といったような、事前に案内が表示されるようになっています。8000系や、土讃線・高徳線の特急はそのような案内は表示されなかったのに(気付いてないだけかもしれませんが)。

松山到着まで(川之江〜今治)で数人が下車し、ほとんどは宇和島方面まで乗車していました。その中でも八幡浜で下車する人は多かったように思います。



最終日は、簡単な感じで終わりました。次の旅は卒業旅行になります。